NPO法人サウンドウッズ sound wood(s)

2018年1月15日
[ お知らせ ]

木のベンチづくりワークショップ:河内長野市立天見小学校出張編

「木のベンチをつくろう」のベンチ作りワークショップを2017年11月30日
大阪府河内長野市立天見小学校の5年生のみなさんと実施しました!

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サウンドウッズの自主事業で開催した「夏休み自由研究お助け企画」で
好評だった、木のベンチづくりワークショップを出張開催しました!

大阪府河内長野市立天見小学校では、野外活動として間伐体験実習を
例年実施していますが、今年は「山の木で道具を作ってみよう!」という
新しい試み。
間伐と木工の体験を通して、森と木と道具の関係を五感を使って体験します。

河内長野市立天見小学校サイトのリンクはこちら→


まず、大阪府南河内農と緑の総合事務所の松岡さんより、
木の種類と育ち方を教わります。

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本日の目標は、あの木のベンチ。
ベンチの姿をイメージして、お気に入りの枝を選びます。

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作り方は、ポスターパネルで解説です。
(デザイン: Natural Backyard イラスト: T.Nakatsukasa)
分かりやすい!

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選んだ枝をならべてみました。
太さ、手触り、重さ、色、全部違います。
不揃いだけど出来上がるかな?

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さて、木工室に移動して本日の木工先生「おやかた」から、
道具の使い方を守ってほしいとお話をききました。
電動工具もあります!ケガしないように、しっかり注意してね!

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まずは、脚にする枝をちょうどよい長さに切ります。
ノコギリは使ったことがあるけど、生木は専用のノコギリじゃないと切りにくいんだね。
4本目を切るころには、すっかりノコギリ職人に!

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ベンチの脚を加工します。
椅子の座面に穴を開けて取り付けるため、脚の先端を少し削って
座面に差し込みやすくします。

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枝を削ったカンナくずのにおい。
生臭かったり、コショウの臭いだったり。え、カレーのにおい???

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カンナくずといえば。。。いつものお約束!

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穴を開けた座面に、先端を削った脚をハンマーでたたきこみます。
これが結構大変。
緩すぎると後で乾いて枝の脚が抜けてしまうし、太いと入らない。
枝の真ん中をめがけて、ゴムハンマーを上手にたたいてね。

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脚が取り付けられたら、椅子の座面が水平になるように脚の長さを揃えます。
レーザーで高さを図って、マジックで印をつけます。
いよいよ仕上げです。

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もう一度、ノコギリが登場です。
さっきの練習の成果をここで発揮。とっても手際がいいね。
でも、斜めにまっすぐ切るのは難しいです。。

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仕上げに座面を磨きます。
毛羽立ちがないように、やすりで削って、サンドペーパーで木口を磨きます。
磨きます。磨きます。癖になっていませんか?はい、磨いていまーす。

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自慢できるかも。「ちょっとこれ触ってください!」と、思わず笑みが。
年輪の数を数えると、100本あるぞ。なんと100歳の木!

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完成しました!
自慢の椅子と一緒に記念撮影です。

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本日サポートしていただいたみなさまにも集合していただきました。
ありがとうございました。

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木工教室の楽しみをぎゅっと集めた夏休み自由研究教室が、
秋の河内長野で、木を知る木工教室として花咲きました!

スタッフとしてもうれしい限りです。
このような活動をどんどん広げて木工の楽しさを伝えていきたいです。

開催日       2017年11月30日
開催場所      大阪府河内長野市立天見小学校

ベンチ考案         足立伸也(Natural Backyard 篠山)
解説書デザイン     T.Nakatsukasa
実施協力      河内長野市、大阪府、
          大阪府森林組合南河内支店
          河内長野市立林業総合センター木根館
材料提供      有限会社ナカウラ
WSコーディネーター やすだてつや(NPO法人サウンドウッズ代表理事)

2018年1月14日
[ 森を体験!チャレンジコース ]

「2017森の評価方法を学ぶ講座in丹波」第2回開催レポート

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「2017森の評価方法を学ぶ講座in丹波」第2回目をレポートします


日時 :2017年12月2日(土) 10:00~17:00
集合 :前山(さきやま)コミュニティーセンター(丹波市市島町)
スケジュール:
       10:00 受付開始・移動
       10:30 「山の評価法学習会」山の棚卸し
       13:00 昼食
       14:20 「山の評価法学習会」講義・演習
       16:00 ワークショップ
       17:00 解散
講師 :能口秀一、中島彩(有限会社ウッズ)



初冬の丹波で「山の評価法勉強会」を開催いたしました。

この勉強会では、「山の棚卸し」という経済面より森林を考える手法を学びます。
前回の「森の健康診断」で状況を把握し、さらに「山の棚卸し」で林の資産価値を算出することで、
今後の森林管理の方針を立てやすくします。

前日まで小雨でしたが、開催日は朝から日差しがさし、気持ちのいい日になりました。
前山(さきやま)コミュニティーセンターに集合した後、調査地まで移動し
オリエンテーションを行いました。

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調査地に到着し、いよいよ「山の棚卸し」をはじめます。
前回は2班に分かれましたが、今回は班分けせずに一塊となり、
道がないような急な山肌をペースよく進みます。少し汗ばんだところで到着です。


まず、測定の基準となる平均木を参加者全員で決めていきます。
太すぎず、細すぎず、高すぎず、低すぎないスギを見上げて探しました。

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平均木から長さを足した釣り竿を使って調査地をさらに限定し、
まずは、調査内の立木をざっくり見積もり。棚卸し結果と比較するためです。

立木を一本づつ、胸高直径や傷などの欠点を確認していきます。

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節の様子で、枝打ちがされているのか、傷の長さによって材への影響があるのか、講師がたの解説を聞いて、参加者は写真に収めたりして、立木や木材の知識を深めていました。

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次は試験伐採です。中島講師が調査の中心木を伐採します。
伐採することで、立木の状態がより詳細に把握できます。
周辺の立木についても同じような性質ではないかと推測することができ、見積もりの参考になります。

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まっすぐな木(直材)の価値が高いので、直材が採れるポイントを参加者で決め、丸太に切断していきます。
径が小さい方(末口)の直径を確認するため、輪切りして持ち帰ります。

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午後からは、集合場所の前山コミュニティーセンターに戻って、試験伐採した木材の輪切りと電卓を使って、算出していきます。
日差しが差し込むといっても山は寒いもの。室内に移ると温かくなって、眠たくなりますが、電卓作業なので、寝ていられません。

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今回試験伐採した立木は細りが小さかったので、市場価値がある丸太が6本採れました。
それぞれの直径を計測し、輪切りからわかる枝や傷など確認していきます。

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一本の立木から採れた丸太の材積を計算し、市場の単価をかけて価格を算出します。
計測前にざっくり見積もった中には、ぴったしの方もいらっしゃいました。
なるほど、このように計算するのか、と参加者の方は感心されていました。

山の棚卸しワークショップ

休憩をはさんでここからはワークショップです。
もしも、ここの地域で立木の三割を間伐したらどうなるか、と試算することになりました。

年輪幅より1年間に成長できる幅が分かると、間伐して10年後の直径を試算できるというものです。
北側斜面だから、混みあった山だから、など班ごとに話しながら、成長率を仮定して算出していきます。

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試算した結果を比較したところ、「した方が良い」「あまり差がない」と参加者それぞれ感じられていたようです。
ただし、この金額には搬出費用など諸経費が含まれていないので、と講師から念押しがありました。

この結果をどのように森林所有者に伝えていくか、そしてどのように森林を管理していくのか、これも木材コーディネーターのようなやる気のある支援者が、算出した数値を一緒に森林所有者と解釈していく必要があるように思われます。

山の価値を数値という目に見える形にする方法を学んだことに、参加者皆さん満足されていましたが、一方で、試算結果が一人歩きしないようにと、と気を引き締められていた方もいたようです。


※当イベントは(一財)セブン-イレブン記念財団より助成を受けて開催いたしました。

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2018年1月13日
[ 森を体験!チャレンジコース ]

「2017森の評価方法を学ぶ講座in丹波」第1回開催レポート

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「2017森の評価方法を学ぶ講座in丹波」第1回目をレポートします

日時 :2017年10月28日(土) 10:00~16:00
集合 :前山(さきやま)コミュニティーセンター(丹波市市島町)
スケジュール:
       10:00 受付開始・移動
       10:30 「森の健康診断」講義
       12:00 昼食
       13:00 「森の健康診断」実施
       15:00 調査地の植生について・まとめ
       16:00 解散
講師 :能口秀一、中島彩(有限会社ウッズ)、
    宮川五十雄(NPO法人森の都研究所)



台風が先週末に続き当週末もやってくるという予報の中、「森の健康診断」を開催しました。
明朝の丹波はかなりの雨でしたが、ちょうど9時ごろより小ぶりに。
しかし天候の急変を考慮して、背景やマニュアルの説明などの講義は、
ライフピア市島に会議室をお借りして行いました。


能口講師による概要説明の後、中島講師が調査方法についてマニュアルに沿って説明がありました。
将来リーダーになる可能性がある受講生に向けて、語句の意味などしっかり解説していただきました。
「こどもモリケン」といった子供向けのバージョンがあるらしく、各地への広がりもあるそうです。
それにしても100円グッズで調査できるとは、驚きです。


昼食の後、いよいよ山に入ります。2班に分かれ、スギの林分かヒノキの林分を調査します。
小雨の中、レインコートを着て記録係は傘を持って山に入りました。
台風が通過した後だったので、想定よりも緑の葉がかなり落ちていて、強風によって細い木は曲がっていたようでした。


中心になる木を決めて、調査範囲を決めていきます。

下草の植生を調査する5m平方を囲んだ様子です。こちらの班はスギの林分です。

腐食土層の調査です。雨がかかっていない木の陰を調べています。

この後、中心になる木や直径や樹高を測定していき、過密具合を調べていきます。

調査結果は、混みすぎの森でした。間伐した方がよさそうです。
マニュアルに適正な本数が相対表に示されていて、適正な森への道のりをそれぞれがメージしてため息をついていました。

調査の後は、山を下りて持ち帰った下草について宮川講師に同定(植物の見極め)していただき、
前山地区の植生について説明を頂きました。


300年ほど前に倒木があるとその植生が土地に残り続けるのだとか。
芽吹いたこどもの木を見つけた場合は、付近に親の木があるか探すと分かりやすいそうです。
植物が多様であればあるほど、地面にしっかり根付き、良い地盤の山になるとのことでした。
雨が強くなってきたので、タープ型テントの下で解説いただきました。


「森の健康診断」により、どのぐらい森が混みあっているのか数値ではっきりわかり、
下草となっている植物を調べることで山に多様な植物が育っているのか、山の状態を知ることができました。
参加されたみなさんは、森の見方が全く変わったようです。
ある受講生は、なんとなく伐採した方がいいと漠然と抱いていても、どれぐらい伐採すべきか表現しにくかったが、この方法では数値として他の人に対しても示しやすい、と感心していました。
また、全国で同じ手法が採られていることより、客観性が担保された調査方法に感心していました。

得るものが大きい講座になったようです。


第2回「山の評価法勉強会」は12月2日に同じ調査地で行います。

※当イベントは(一財)セブン-イレブン記念財団より助成を受けて開催いたしました。

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