セミナー「誰が日本も森を救うのか」 報告
大阪梅田のフコク生命ビル「テラプロジェクト」まちラボ内で行われた今回のセミナー。
「あなたの身近な木材は、当に日本の森を救っているのでしょうか?」
そんな問いかけから始まりました。
総勢40名超の参加をいただいて開催。
参加者の皆様は、建築士・森林ボランティア・木材販売・製材加工・森林組合スタッフ・森林所有者・ 学生・森林林業行政マンなどなど・・・多彩な顔ぶれ。
第一部の田中淳夫先生の講演に始まり、第二部の対談、第三部の木材コーディネーター養成講座説明会と、充実した時間でした。
アンケートでは、開催時間が短かったことをあげる方が多く、コンテンツのボリュームと時間配分に課題が残りました。
なにより、セミナー第二段を求める声が多かったことには、今後への期待と受け止め、いろんな機会を狙って是非とも実現させたいものです。
------------------------------------------------------------
国産材を使いましょう・・・
木使いで地域の森を育てましょう・・・
木を使う暮らしが社会に浸透しつつある今日、ほっておくと、日本の森があっという間に消えてなくなる?!
そんな危機感を持って語られた第一部田中淳夫先生による講演「森林異変」に続いて、
第二部は、森林ジャーナリストvs木材コーディネーターの対談。
テーマは、ずばり、森を育てる責任ある木材利用は「どれだけたくさん木を使うか」ではなくて、「どのように賢く木を使いきるか」であるということを、改めて考え直す機会でした。
木材の価値を高め、木をくまなく使い切る「賢い林業」が持続すれば、日本の森は確実に次世代に受け継がれる。その処方箋を、木材コーディネーターと森林ジャーナリストが説きました。
また、業界の取り組みよりも何歩も先を行く消費者。
環境意識の高い人に向けたメッセージではなく、ごく普通の消費者が、環境配慮の取り組みを当たり前のこととして捉えている。
企業の社会的責任・プロフェッショナルの社会的責任として、環境に配慮した木材調達が望まれる。ともすれば、再生産を目指した責任のある木材調達ができない会社や専門家は、いずれ社会が受け入れてくれなくなるのでは・・・そんな危機感すら感じられる議論でした。
業界を担う専門家として、日本の森の将来に責任を持ち、胸を張って取り組む木使いと次世代につなぐ森づくりについて考える第一歩になったでしょうか。サウンドウッズはあなたの踏み出す第一歩にこたえるべく、平成23年度 木材コーディネーター養成講座 を準備しています。
ただいま今年度受講生募集中。是非この機会に講座の受講をお考えください。
田中氏
「森は街につながっている。街が林業をつくり日本の森をつくったのです」
会場からの質問
会場で行った、岩手県住田町を応援するLIFE311(一般社団法人モアトゥリーズ)への募金活動。
参加者の皆様の善意27,040円が集まりました。
早速本日、事務局へ送金いたしました。
2011年6月