1/17(日)豊岡市但東町で開かれた、
集会施設の建築構造見学会に、
木材コーディネーターが講演会講師として参加しました。
豊岡の森から調達した
地域産の杉・ヒノキの材料を、
その特徴を生かしたコーディネートによって、
品質管理・スケジュール管理を行いながら、
施設建設をサポートしています。
構造設計は、関西の木構造設計でご活躍の
田原賢先生。
通常の流通では、
「使えないところ」として山に放置されている
根曲がり部分を、登梁と柱頭の接合部に配置して、
構造的な安定と、唯一無二の自然な造形を作り出しています。
雪の結晶を見立てた、
格子組トラスが印象的な、
構造意匠となっています。
木材コーディネーターは、
公共施設建築に必要な木材を、
森林整備の必要な、特定の地域の森林から調達することをお手伝いしています。
森林の特徴や、立木の特性などから、
建築に必要な断面寸法や長さにあった原木を、
間伐による伐採で調達し、
施設建設と森林整備を同時に進める事業企画を、
NPO法人サウンドウッズはご提案いたします。
当日は熱心な来場者と、
地域産の木材の乾燥や
調達に必要なスケジュールなど
突っ込んだ質問をうけました。
これからも、継続して公共施設建築のサポートのお仕事をしてまいります。
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関連情報
木の香るまちづくり事業:根曲がり材でユニーク建築--但東・交流センター /兵庫
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